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里山に咲く彼岸花

里山に咲く彼岸花

9月中旬を迎えるころ、伊勢原市の日向地区には彼岸花が咲き始め、静かな里山が鮮やかな深紅に染まります。

伊勢原駅北口から「日向薬師行」バスの終点で降り、日向川に向かって散策路を進むと田んぼの畦道や野辺のあちこちに彼岸花の群生が見られます。
その見事な眺めは「かながわの花の名所100選」の1つに選ばれるほど。

私が行った頃は彼岸花の向こうに刈り取りの終わった稲が干されていて、日本の秋といった眺めを楽しめました。

水路沿いに咲く彼岸花も美しい。

稲の黄色、彼岸花の赤、それらを囲むようにたたずむ山の緑、まるで童謡の世界を絵にしたような風景が広がります。

彼岸花の咲くエリアから道路をはさんで反対側には、奈良時代に僧行基によって開山された「日向薬師」に続く参道があります。
足を延ばして参拝されてはいかがでしょうか。

小田急のくらし編集部より

小田急線・伊勢原駅からバスで数十分。終点のバス停から徒歩20分の場所に日向薬師があります。
「お薬師さん」の相性でも親しまれるお寺は、長きにわたって人々の苦しみを取り除き、悟りに導いてきました。
そんな当山の開基は716年、平城京ができた6年後のこと。
今から約1300年前まで遡ります。境内には薬師三尊像・阿弥陀如来像・四天王・十二神将など25点の国の重要文化財が鎮座し、樹齢800年にも及ぶ幡かけ杉も圧巻です。
そんなお薬師さんがある山の麓には広々とした田園地帯が広がります。
夏には青々とした緑と青い空、そして晩夏から秋にかけては一面に咲く彼岸花と里山の風景が楽しめます。
お薬師さんへのお参りや近くに訪れた帰り、里山の風景を楽しみながらのんびり歩くのもおすすめです。

maririnさん(22)の記事

日向薬師

https://isehara-kanko.com/area-hinata/flower/

伊勢原市日向1672 【開花時期】9月頃
【アクセス】伊勢原駅北口3番乗場「日向薬師行」終点下車
【記事情報】
公開日:2021年10月8日
更新日:2023年9月12日

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