冬の湘南は「色」が魅力!江ノ電に乗って色とりどりの風景を楽しもう!
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/22343369
近年、人気アニメの「聖地」として知名度が高まっている鎌倉高校前駅のホームでは、目の前に海と江の島の景色が広がっています。
すぐそばには砂浜もあり、駅を出入りする江ノ電と雄大な富士山を同時に眺めることができます。
なお、鎌倉高校前駅は近隣の学校関係者や住民が利用しており、駅と砂浜の間には交通量の多い道路も通っているため、現地ではほかの利用者・通行者を妨げないよう配慮しましょう。
引用:https://www.odakyu-life.jp/entry/upload/oceanview.jpg
そんな江ノ電では、乗車しながらオーシャンビューを臨めます。
朝日に照らされてキラキラと光る海、朝焼け・夕焼けと空色が溶けたようなグラデーションはまさに絶景。
ガタンゴトンという電車の音も相まって、なんとも言えないノスタルジーが味わえます。
ちなみに、おすすめの時間帯は朝6時~7時台。
少し早い時間帯ではありますが、社内も空いていて景色を思う存分満喫できるうえに、写真や動画も撮りやすいです。
一方、8時台からは学生さんや観光客で賑わい、海を見られないこともあるのでご注意ください。
なお、区間は腰越~鎌倉高校前~七里ガ浜あたりがおすすめ。
特に腰越から鎌倉高校前に抜ける際の、一気に海が開ける感覚は爽快感たっぷりです。
引用:https://www.enoden.co.jp/corporate/ehagaki/
江ノ電沿線に近い江の島では、毎年冬に「湘南の宝石」というイルミネーションイベントを実施しています。
「江の島シーキャンドル」「江の島サムエル・コッキング苑」を中心に、江の島と周辺で色とりどりのイルミネーションが点灯されるイベントで、美しいイルミネーションは島内各地だけでなく、江の島を臨む湘南の海沿いからもみられます。
特に江ノ電沿線は江の島を観られる場所が多く、夜空とともに光り輝く江の島シーキャンドルが楽しめるでしょう。
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/2988303
「湘南の宝石」イベントと同じタイミングで、江ノ電でも駅舎のイルミネーション点灯を行います。
江ノ島駅舎でイルミネーションがみられるため、イルミネーションと江ノ電の車両を同時に楽しめます。
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江ノ電は多くの区間で相模湾のそばを走るため、車窓からは海やその先にある風景を楽しめます。
特に七里ヶ浜や稲村ヶ崎からは、海の向こうに江の島や富士山も見ることも。
冬場の富士山は冠雪により白い姿を見せているため青い海と白い富士山という、冬ならではの景色を同時に味わえます。
また、夕方には空の色が変わり、群青色の空と赤い地平線、そして夕日で逆光になった山影による美しいコントラストを楽しめるでしょう。
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/22952400
腰越ー江ノ島駅の間はほかの区間と異なり、街なかの商店街を自動車と並んで走る江ノ電の姿をみられます。
多くの路面電車が廃止された関東においてはとても貴重な場所でもあるのです。
江ノ電の路面区間では、電車や自動車・バイク・自転車・歩行者が互いに道を譲り合っており、地域の温かいコミュニケーションも感じられます。
どこかレトロな雰囲気が漂う、沿線他地域とは異なる雰囲気の江ノ電をみられるでしょう。
また、路面区間を走る江ノ電は速度が少し遅くなり、信号で停止することも。
どこかほっこりする江ノ電の姿を、周辺の喫茶店などから眺めるのも楽しみ方のひとつでしょう。
美味しい料理やコーヒーなどを味わいながら、江ノ電や通行車などが行き交う沿線の日常風景を楽しめます。
風光明媚な江ノ島周辺を走る江ノ電は、沿線にも多くの魅力があります。
空気が澄んで景色がクリアなこの時期に、刻々と変わる冬の湘南の色を、江ノ電とともに楽しんでみてくださいね。