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暮らしにお気に入りの器を!「山下陶房」

暮らしにお気に入りの器を!「山下陶房」
緑豊かな工房の前で

皆さんはお気に入りの器でご飯を食べていますか?

美味しければ器はなんでもいいよ~!
いえいえ、お気に入りの器で楽しく食べてこそ、体と心の栄養になるのです。

そこでご紹介するのは、伊勢原で作陶を続ける陶芸家山下秀樹さん。

丹沢の山に囲まれた緑深い静かな神奈川県伊勢原市。
初夏の夜には蛍が飛び交うという、小高い山の中腹に「山下陶房」があります。
かつては豚舎だったという建物の中は、その面影はなく広々とした「ものつくりの現場」

「銀化天目」の器たち

山下さんの器には、シンプルでシャープな印象の中にも、そっと手に馴染む優しさがあります。
特にオリジナルの、宇宙を感じる器「銀化天目」は、漆黒と深い青にいぶし銀の結晶が美しく生まれ出る器。
その美しい質感と共に、使う人を思うデザインと機能性に惹かれ、多くのファンがいます。

キリッとシンプルなデザインの酒器

私もその一人ですが、金属的なキリッとした薄手の器は、触れるとしっとりと手に馴染みます。
使うほどに愛着が湧いて、欠かせない存在。

日々の暮らしにお気に入りのものがあると、なんだか嬉しくなりませんか?

柔らかい土との繊細な手仕事

「焼き物は自然と共に、そして人々の生活と共にあるものです。
なぜなら、生きるためになくてはならない「食」と「器」は一体だから。」と作家は言います。

現在、伊勢原市のセブンカルチャーセンター(イトーヨーカドー内)の陶芸講座の講師としても活躍中です。
山下さんの優しい指導で、自分だけの器を作ってみるのも楽しいですね。

ご興味のある方はこちらへ。
陶芸講座 
伊勢原 セブンカルチャークラブ https://www.7cn.co.jp/
(伊勢原イトーヨーカドー内 ジャンル:美術・工芸)

常に使う人を意識して、日常の器としてつくられている山下秀樹さんの陶器、どこかで出逢ったら、ぜひ手に取ってみてください。

4月~5月は、笠間のギャラリー門、陶器市等での展示が予定されています。
連休に器探しにお出かけしてみてはいかがでしょう。
作家にも会えるかも。

山下秀樹プロフィール:1970年伊勢原市生まれ。
桑沢デザイン研究所でインテリアデザインを学ぶ。
その後、九州の有田窯業大学で人間国宝・井上萬二氏との出逢い、神奈川へ戻り伊集院真理子工房を経て1996年に「山下陶房」を開設。 
展示歴:丹沢美術館、日本橋高島屋、新宿高島屋、二子玉川高島屋、横浜高島屋など。
ギャラリー門 (笠間・表参道)その他ギャラリー全国多数  

gipsyさん(4)の記事

山下陶房

http://www.gallery-mon.co.jp/

伊勢原市三ノ宮2334-3 0463-95-8892 【展示情報】
4月22日(土)~5月5日(金)
笠間 ギャラリー門「山下秀樹 作陶展」
4月29日(土)~5月5日(金)
「笠間のひまつり 陶炎祭」

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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