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初夏は花菖蒲が見ごろ!色とりどりの花を楽しむ「小田原フラワーガーデン」

初夏は花菖蒲が見ごろ!色とりどりの花を楽しむ「小田原フラワーガーデン」

小田原の市街地からバスで30分程度の山あいに位置する「小田原フラワーガーデン」は、広大な土地を生かしたテーマパークです。
「花と緑の生活文化の創造」をテーマに1995年にオープンし、「トロピカルドーム温室」「バラ園」「花菖蒲池」など、たくさんの花々や植物が楽しめます。
さまざまなエリアを散策しながら自然と触れ合いましょう。

一年を通して四季折々の花々と触れ合える

小田原フラワーガーデンは、春は桜、夏はあじさい、秋は秋バラ、冬は梅など、どの季節に訪れても異なる顔ぶれが出迎えてくれるほど、植物の種類が多いことが特徴です。
ゆっくりと「渓流の梅園」や「花菖蒲池」を散策するのも良いですし、ファミリー連れの方は「アルカディア広場」にて、夏季限定で開放される噴水遊びを楽しむのもおすすめですよ。

ほかにも、季節ごとにお花を使ったワークショップや展示会や、植物の知識をより深堀りできるガイドツアーなども開催されていますので、イベント情報をチェックされてから来園の計画を立てるのが良いでしょう!

「ドーム温室」はいつでもトロピカルな植物がお出迎え!

園内中央に進むと、「トロピカルドーム温室」という施設が見えてきます。
小田原フラワーパーク自体の入園は無料なのですが、こちらの入場のみ有料となりますのでご承知おきください。

中に入ると、今まで見たこともないような珍しい植物がたくさん!
円形のおしゃれなドーム内には約200種類の熱帯・亜熱帯の植物が植えられており、ハイビスカスやバナナの木など、いかにも「南国!」というイメージの植物たちが並びます。
国内ではなかなか見ることのできない珍しい植物の数々が見られますよ。
特に暑い時期に美しいのは、「ヘリコニア・ロストラータ」というちょっと難しい名前の植物。
この植物は「オウムバナ」の一種で、その名の通りオウムのクチバシのようなユニークな形が印象的なお花です。
そのほかにも、春先に見ごろを迎える「ヒスイカズラ」は、ぜひ一度は見ていただきたいお花です。
こちらは耐寒性がないため、絶滅危惧種に指定されており、沖縄以外では温室内での栽培になるのだとか。
ヒスイのように垂れさがる淡い水色の花房がとても美しく、思わずカメラのシャッターを切ってしまいます。

ちなみに温室の温度を保てているのは、隣接するゴミ焼却施設から発生する排ガスの熱をエネルギーとしているため。
非常にエコな方法で運用されているというのも素晴らしいですね。

初夏には花菖蒲で涼やかな気持ちに

いつ訪れても美しい花々が楽しめる小田原フラワーガーデン。
「花菖蒲池」エリアでは気品漂うむらさき色が美しい花菖蒲や、優雅に水面に浮かぶ睡蓮、そして園内の外周を囲うように植えられた小径では、6月ごろから盛夏にかけてあじさいも楽しめます。
特に花菖蒲は品種が非常に多いことで知られていますが、こちらでは約180品種・1000株が楽しめるそう。
色合いや形にもさまざまな個性があるので、じっくりと観察するのも面白そうですね。

なお、例年6月から7月の頭にかけては「花菖蒲・睡蓮まつり」と題してさまざまなイベントも実施されています。
通常ワークショップイベントは事前参加が必要となりますが、当日参加OKのイベントもありますので、気になる方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な初夏の思い出になりますよ!

楓さん(303)の記事

小田原フラワーガーデン

https://www.kanagawaparks.com/odawarafg/

小田原市久野3798-5 0465-34-2814 【アクセス】
小田急小田原線「小田原駅」より、伊豆箱根バス「フラワーガーデン・県立諏訪の原公園」行きで約30分
「フラワーガーデン」下車後徒歩1分。

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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