ホタルが見れたらラッキー!初夏の夜に行きたい「厳島湿生公園」をご紹介
神奈川県の中井町にある「厳島湿生公園(いつくしましっせいこうえん)」は、清水が湧き出る湿生地で知られ、その貴重な自然環境を復元・保全するために整備された公園です。
園内は、「弁天さん」と呼ばれる厳島神社を中心に木道が整備され、東屋や休憩広場が設置されています。
今回は園内の見どころや、毎年初夏に見られるホタルについてご紹介していきます。
厳島湿生公園では、湿生植物の群生が見られたり、野鳥の観察ができたりと、昼間に訪れても見どころが満載です。
特に、公園の北側には「孟宗竹(もうそうちく)」が群生しています。
カワセミやサギ、カモなどの野鳥の声を聞きながら竹林を歩くのは非常に風情がありますね。
ちなみに、園内には芝生の広場があるため、疲れたら足を止めてひと休みすることも。
また、2020年には園内の木道や案内板が新しく整備されました。
新しくなった木道での散策は、より気分も上がることでしょう。
厳島湿生公園では例年、5月中旬から6月上旬に源氏ボタル、6月下旬から7月中旬に平家ボタルが見られます。
その日の天候によって見られない場合がありますが、高温多湿で風が弱い夜(日没後〜20時ごろ)に鑑賞できるそうです。
園内のホタルは、地域の協力団体「厳島ホタルの会」のメンバーや、ボランティアの方々の活動によって、再生・保護されています。
そのため、鑑賞時は大声を出さない・ホタルに懐中電灯の光を当てないといったルールを必ず守りましょう。
また、毎年5月下旬には「竹灯篭の夕べ」が開催されています。
この時期は、竹灯篭の灯りとホタルによる幻想的な風景を見ることができます。
2023年は5月18日時点で、数匹のホタルが確認されたとのこと。
ぜひ鑑賞にお出かけしてみてくださいね。
厳島湿生公園
https://www.town.nakai.kanagawa.jp/soshiki/machiseibikakeikakuhan/shizen/1968.html
足柄上郡中井町井ノ口1310 0465-81-3901 (中井町まち整備課) 【アクセス情報】小田急線「秦野駅」よりバスで20分(井ノ口・団地中央経由二宮駅北口行き/下車バス停:北窪入口)
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