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一足先に春を感じよう!可憐な花を楽しむ「寄ロウバイまつり」

一足先に春を感じよう!可憐な花を楽しむ「寄ロウバイまつり」
早春に楽しむ「寄ロウバイまつり」

寄ロウバイまつりは、日本最大級のロウバイ園である「松田町寄ロウバイ園」で、1月中旬から2月の下旬にかけて開催されます。
その本数は3,000株20,000本を超え、敷地面積13,000平方メートル以上の範囲に広がります。晴れた冬の青空の下、可憐なロウバイが咲く姿は「絶景」の一言。
園内には散策路があるだけではなく、さまざまな場所に休憩用のベンチも用意されているので、歩きながら楽しむも良し、一休みしながら眺めるも良し、ゆっくりと満喫できる作りになっています。
散策路からは茶畑や中津川、寄の集落が望めるので、寄地区ならではの「ぬくもりある風景」をのんびりと楽しめるのも、ここだけの魅力です。
園内には「やどりきかあさんの店」や「養魚組合川魚いろり焼」といった地元の農産物や加工品、お土産などを扱うお店が出るので、とても賑わいます。ここだけで楽しめる地元の味も見逃せません。また、豚汁や甘酒などの軽食も販売しているので、温まりながらロウバイを楽しむのもいいですね。

早春に楽しむ「寄ロウバイまつり」
寄ロウバイまつりの歴史

寄ロウバイ園とまつりの歴史は、地元住民が地域おこしのため、平成16年に標高380メートル付近の荒廃農地を整備したのが始まりです。その翌年に寄中学校卒業生が250株のロウバイを記念植樹。それ以降も少しずつ増やし続けてきました。
250株から始まった寄ロウバイ園も、今や20,000本以上を誇る、日本最大級のロウバイ園となりました。現在では、みやまの里を流れる中津川と自然に囲まれた景色の中で、多数の黄色い花が甘い香りとともに、広がっています。

寄ロウバイまつり自体は2012年からスタートしており、この見事な景観が評判を呼び、口コミでどんどん広がりました。今では、松田町を代表する観光スポットのひとつとなっています。

寄ロウバイまつりでは地域全体が盛り上がる!

寄ロウバイまつりに行く際には、園内のお店だけでなく、そこまでの道中にある飲食店なども楽しめます。
ペットの犬と一緒にお茶ができる「寄七つ星カフェ」や、キャンプが楽しめる「蜂花苑やどろぎ荘・ミロクキャンプ場」、山間でも漁港が近いといった、この地域ならではの味を楽しめる「みやま浜膳」など、年代を問わず、多くの人が楽しめる魅力的なお店や施設がそろっています。特にこのロウバイまつりの季節は、区内全体が盛り上がりをみせます。

少子高齢化が顕著なこの地区では移住・定住者の獲得が課題。まずは町といろいろな形で関わる、関係人口の創出に力を入れているようです。

この寄ロウバイまつりをきっかけに、ぜひ松田町に足を運んで、たくさんの魅力にふれてみてはいかがでしょうか。

楓さん(324)の記事

松田町寄ロウバイ園

https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/roubai10/

足柄上郡松田町寄3384
0465-83-1228 まつり事務局(松田町役場観光経済課) アクセス:小田急線「新松田駅」前より、富士急行湘南バス「寄(やどりき)」行きで終点バス停「寄(やどりき)」下車、徒歩8分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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