2024年3月31日

海「じゃない方」の江ノ島、東リ町アートフェス

小田急片瀬江ノ島駅を降りたら、海「じゃない方」へ足を運んでみませんか？にぎやかに話題の店の並ぶすばな通りをずっと下り、江ノ電と湘南モノレールの駅を越えたら、旧藤沢宿と江ノ島を結ぶ江ノ島古道に入ります。歴史と暮らしが息づく昭和の風情ある商店街/住宅街です。そこで行われる「東リ町アートフェス」（とうりちょうあーとふぇす）を訪ねました。かねはち米店でチラシをもらって散策開始！のんびりした通りは子ども連れにも優しそう。お寺さんや児童公園、その他ちょっとしたスペースがあるので、ゆっくり立ち話もできそうです。史跡があちらこちらにあるので春休みの小旅行や夏休みの自由研究にもよさそうです。ちょっとツウな方の江ノ島に、では参りましょう。

「東リ町アートフェス」開催中ですが、この日（水曜日）はお店の定休日が多かった〜。イベント中なのに休んじゃうというこのこのユルさ。ほっと肩の力が抜けます。

23の参加店舗に約50点のアート作品がランダムに展示されています。この催しには誰でも参加できるのですが、素人ばかりではなく本職アーティストの渾身の作品も並べられています。餅つきやクラシックのミニライブ、フリーマーケットやキッチンカー、バリ舞踊に仮装パレード！なんでもアリが、なんともアートっぽい感じです。そういえばかつて盛んだったと聞く「鎌倉カーニバル」もアートフェスだったかも。

写真は「かみっちょの大木」。住宅街にいきなり現れる「東リ町遺産」の一つです。富士山が見える「夕陽を眺る丘」、「目白渓谷」など他にもあります。アートフェス案内の地図を片手に風情ある昔ながらの住宅街の散策も心楽しいひとときでした。

ゆっくりほっこり歩いてみて感じたことは魅力の多い町だなあということです。ちょっと登ってみたい高台もあれば、素敵な建築物もありました。由緒あるお寺や庚申塚、歴史上の人物ゆかりの史跡などが小さなカフェや生活感ある商店と一緒に散りばめられています。アートフェスの地図がある方が良いですが、フェスが終わっても魅力はあせないと思います。

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