ちゅ~りっぷまつりで春の訪れを体感しよう!泉蔵寺とチューリップ
泉蔵寺の歴史とチューリップ
泉蔵寺は神奈川県秦野市にあるお寺です。
ご本尊に南無釈迦牟尼佛を安置されており、脇侍に文殊菩薩と普賢菩薩をそなえ、釈迦三尊が祀られています。鎌倉時代初期に建てられたとされていますが、江戸時代の火災によって詳しい文献は焼失しており正確な年代は不明です。また、本堂には平成15年に秦野市指定重要文化財となった鎌倉時代後期から南北朝時代の作とされる石造十王像が安置されています。
このお寺は「東国花の寺百ヶ寺」に選ばれています。境内にはフジ、ボタン、つつじなどさまざまな花が植えられていて、訪れた方たちを出迎えてくれます。
なんといってもみどころはチューリップ。春には色とりどりのチューリップが咲き乱れ、境内のあちらこちらを鮮やかに彩るのが特徴的です。
「訪れた人すべてが和やかな気持ちになるように」といった願いから、約5万球以上にもなるチューリップの球根が植えられているのだとか。近隣の幼稚園や小学校の子どもたちも遊びにくることも多く、子どもから大人まで多くの人々に愛されているお寺です。
ちゅ~りっぷまつりは春を告げる風物詩
毎年3月の終わりから4月頃に開催しているお祭り「ちゅ~りっぷまつり」は必見です。
このお祭りではチューリップの掘り売りをはじめ、地元産のおいしい一品の販売や境内でのスタンプラリー、もちつき大会に野点など、さまざまなイベントが行われます。
また、その時期にはお寺の周辺の八重桜も見頃を迎えつつあるので、まさに「お花に包まれた状態」で楽しめるのが魅力的。
令和6年のちゅ~りっぷまつりは3月31日開催ですが、例年この時期に開催しているので春先に予定してみるのもおすすめです。花たちにとってはむしろこれからが本番。花に包まれて癒されてみてはいかがでしょうか。
泉蔵寺限定の御朱印帳も要チェック
お寺巡りに、御朱印帳は良きお供といえるでしょう。
このお寺限定で、チューリップの御朱印帳が購入できますよ。色は3色あり、「幸せの光を呼び込む」とされる黄色や「人生の中での良いご縁を結ぶ」桃色、「健康の祈り」を意味する緑色から選択可能です。
また、泉蔵寺のお守りはご本尊さまのいちばん近くにあった丸柱(前のご本堂内陣の重要な場所)の木が、大事に工夫して入れてあるといった特徴があります。
「寺縁」を大事にしたいとの考えから、泉蔵寺では御品物の通信販売は行っていないので、ぜひ足を運んで直接手に取ってみてくださいね。自然を肌に感じながら、参拝に来るのがおすすめです。
春はチューリップと花々を眺めに、ぜひ泉蔵寺を訪れてみてくださいね。
曹洞宗 萬年山 泉蔵寺
http://www.senzouji.net/index.html
秦野市千村5030463-87-7278 最寄り駅:小田急小田原線「渋沢駅」
アクセス:小田急小田原線「渋沢駅」より徒歩約30分
※参考URL
http://www.senzouji.net/index.html
https://www.kankou-hadano.org/topics/event/topics_20230407.html
https://kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_senzouji.html
http://www.senzouji.net/info.html
https://hanatera.jp/temple/kanagawa9/
https://tesshow.jp/kanagawa/fujisawa/temple_katase_senzo.html
https://www.kankou-hadano.jp/event/tulipmatsuri.html
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