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家族ぐるみで楽しめる公園「砧公園」をご紹介!

家族ぐるみで楽しめる公園「砧公園」をご紹介!

世田谷区にある東京都立公園の「砧公園」。園内全体の広さは、東京ドーム約8.4倍という広大な規模で、東京23区の公園のなかでも芝生の広がりが際立っている公園です。

ここは、紀元2,600年記念事業として都市計画が決定された大緑地を前身とし、戦時中は防空緑地、戦後は都営のゴルフ場として開放されていました。
当初の造成テーマは「家族ぐるみで楽しめる公園」です。この基本計画に沿って自然の地形を活かし、芝生の広場と樹林で構成される「ファミリーパーク区域」と「運動施設区域」を整備した結果、昭和32年4月1日に今の砧公園ができました。

園内には、軟式野球場兼競技場や小サッカー場だけでなく、世田谷美術館もあり、さまざまな過ごし方ができます。

家族みんなで楽しめるよう作られた「砧公園」
2021年にオープンした「みんなのひろば」

2021年にオープンした「みんなのひろば」。ここは、障がいの有無に関わらず、誰でも一緒に遊べることを目的として設計された広場です。そのため遊具はもちろん、地面の素材や色使い、植えてある花といった細部までさまざまな工夫があります。
例えば、遊具ごとの間隔や通路の幅。車いすの利用者を想定して、全体的にゆったり広めにとられています。

また、園路はアスファルトですが、遊具の周りは転んでもケガをしにくいゴムチップ舗装を敷いています。視認性の良い色を意識し、感覚的な刺激の低い落ち着きのある色を多く使用。そのほかにも香りや手触りを楽しめるよう、いろいろな植物を植えています。

休憩場所にもこだわっています。強い日差しをさえぎるパーゴラ(日よけ)や木陰があるのはもちろん、高さや形の違ういろいろな種類のベンチ、車いすの方も一緒に囲めるテーブルもあります。お気に入りの場所をみつけてくださいね。

もちろん遊具にも工夫が施されています。例えば3才〜12才向けの船型遊具「みらい号」は、車いすや歩行器のまま「乗船」し、船のトップデッキまで上がれるのが特徴です。車いすから滑り台に移りやすいよう、滑り台の前が一段高くなっているのもポイントです。

ファミリーパークなども見逃せない!

「みんなのひろば」はもちろん、それ以外にも楽しめるスポットが充実しています。
まずは「子どもの森」。ここでは、よりアスレチック要素の高い遊具が設置されており、年齢が高いお子様も、思いっきり楽しめるようになっています。
また、芝生が広がる「ファミリーパーク」。ここは広々としているので、ボール遊びやピクニックなど、さまざまな過ごし方ができます。ファミリーパーク南側の一番外側に面している個所には「犬の散歩コース」があり、ワンちゃん連れの方におすすめです。
さらに、野鳥の観察にうってつけの「バードサンクチュアリ」もあり、自然観察にもピッタリ。そのほか、谷戸川にかかっているつり橋も、お子様が喜ぶスポットとして人気です。

年代問わず、訪れた方々みんなが楽しめるよう設計された「砧公園」。お天気の良い日に、お弁当とレジャーシートを持って訪れてみてはいかがでしょうか。

楓さん(415)の記事

砧公園

https://www.tokyo-park.or.jp/park/kinuta/index.html

世田谷区砧公園・大蔵一丁目・岡本一丁目
03-3417-0308(砧公園サービスセンター) アクセス:「千歳船橋」から「田園調布駅行き」バス乗車後、「砧公園緑地入口」下車
または「成城学園前駅」から「二子玉川駅行き」バス乗車後、「区立総合運動場」下車

※参考URL
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kinuta/index.html
https://www.timesclub.jp/sp/tanomachi_ex/tokyo/kinutakoen/001.html
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000208249/

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