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サムエルコッキング苑~海と歴史が織りなす光の庭園~

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サムエルコッキング苑入口

江の島にある「江の島サムエル・コッキング苑」は、島の頂上に位置し、喧騒から少し離れた落ち着いた雰囲気を持つ庭園です。

この庭園は、明治時代に江の島を愛した英国人貿易商、サムエル・コッキング氏が私財を投じて造った植物園が始まりです。当時、世界中から珍しい植物を取り寄せて育てた彼の情熱が、今もこの場所に息づいています。

彼の死後、庭園は荒廃しましたが、平成15年(2003)には「江の島サムエル・コッキング苑」として再整備され、現在の美しい姿となりました。

苑内では、四季折々の花々が楽しめます。コッキング氏が愛した熱帯・亜熱帯のユニークな植物に出会えるのは、この庭園ならではの魅力です。

江の島シーキャンドル

苑のシンボルである「江の島シーキャンドル」は、昼間は富士山や伊豆半島を一望できる絶景の展望台として、夜は美しいライトアップでロマンチックな夜景を演出します。

テラススペース

江の島シーキャンドルのふもとにあり、湘南の海から富士山の眺望を見渡せるサンセット・テラスは360度を海に囲まれた江の島のまたひとつ高い場所にあります。伊豆から三浦半島までを海側から見渡せます。

青く広い空、富士山、美しいサンセットが楽しめるテラススペース。江の島の頂上だからこそ味わえる、湘南の海と空に囲まれた360度絶景アウトドアリビング空間です。

このテラススペースは無料で使えるスペースです。ここで弁当を食べたり、海を見ながらのんびりと過ごす時間は最高です。

レンガ造りのトンネルや遺跡

庭園の地下には、コッキング氏が私設の貯蔵庫として使用していたと伝えられるレンガ造りのトンネルや遺跡が残されています。

江の島の近代の歴史を物語る貴重な場所で、昔にタイムスリップした感覚を味わえます。

海と空、緑に囲まれた空間

江の島サムエル・コッキング苑は、ただ花や景色を楽しむだけでなく、一人の英国人の夢と江の島の歴史を感じられる場所です。

海と空、そして緑に囲まれた静かな空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

こむぎ(42)の記事

江の島サムエル・コッキング苑

https://enoshima-seacandle.com/

藤沢市江の島2-3-28 0466-23-2444 営業時間:9:00-20:00(最終入場19:30)
※江の島サムエル・コッキング苑は入場無料
※夜間イベント開催期間中のみ、17時以降「出場」の場合には夜間入苑券が必要
※イベント情報は江の島シーキャンドル公式サイトをご確認ください。

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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