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茅葺屋根の家の中は「日本美」がいっぱい-連載5

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連載4本目からは、「旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)」の現地レポートをお届けします。館長の牧山圭男さんによると、「武相荘」の魅力はやはり四季折々の自然。そして白洲夫妻の生活を感じられる展示の「ミュージアム」です。まずは「武相荘」のシンボルともいえる茅葺屋根の家をご案内します。

連載について

館長の牧山圭男氏のインタビューやミュージアムやレストランの現地レポートなど、6本の記事をお届けします。
新宿から40分 日本の原風景を楽しめる「武相荘」を訪ねて
「武相荘」で暮らした白洲夫妻とは(前編)
「武相荘」で暮らした白洲夫妻とは(後編)
日本の古き良き景色に思いをはせて
⑤茅葺屋根の家の中は「日本美」がいっぱい(本記事)
⑥白洲家の食卓⁉ レストランを楽しむ (3月中公開予定)

いざミュージアムへ

「武相荘」の入口を抜けると、チケット売り場、ショップ、カフェ、レストランと続きます。ひときわ存在感のある茅葺屋根の家は、ミュージアムとして白洲夫妻がそろえた骨董や着物、生活道具を展示しています。季節にあわせて定期的に展示替えがされており、いつ何度訪れても新たな発見がありそうです。

まず目を引くのは、その洗練されたおしゃれさ。機能性もすばらしく、古民家に改装を重ね、なんと床暖房まで仕込んだそうです。インテリアはモダンな雰囲気で、センスが光ります。食器やお酒のボトル、書籍などもそのまま展示されているので「ついさっきまで誰かいたかも?」と思うくらいの生活感と温かさを感じます。

いざミュージアムへ

一般的な生活だけでなく、次郎氏が政界で活躍していた時の資料もあり、当時の知見が深まります。敗戦で混乱した日本の復興を支えた次郎氏の努力や、アメリカとの難しい折衝の足跡を感じることができます。直筆の手紙もあるので、「プリンシプル」な人柄を感じられるかも…?

書斎や骨董に注目!

書斎や骨董に注目!

個人的には、部屋の奥にある書斎がとても印象的でした。幅広いジャンルの本がぎっしりと並べられている本棚は、タイトルを眺めるだけでもわくわく。正子氏が執筆をしていた場所で、ファンの方は時間をかけてじっくり見るそうです。

展示の最後には、白洲夫妻の普段使いの食器や服がずらり。どれも状態が良く、大事に扱ってきたのだろうな…と感じさせます。正子氏の審美眼による貴重な品が多く、骨董好きな方は必見です。

天井の高さや養蚕の名残もあり、昔と今の暮らしが融合する不思議さが魅力。昔と違って茅葺屋根は手入れが大変になってしまったので、そうした価値もあるミュージアムです。次郎氏が約40年、正子氏が約50年住んだ家は、現代の私たちにとっても落ち着く空間となっています。

自然豊かな散策路を歩くと、ふと時間を忘れるような感覚になります。「武相荘」には人それぞれの見どころがあるので、カメラや本を片手に、ゆっくりと過ごすのがおすすめです。

toko(10)の記事

旧白洲邸 武相荘

https://buaiso.com/

町田市能ヶ谷7丁目3番2号 042-735-5732 ■ 駅から徒歩
・小田急小田原線 鶴川駅 北口下車、徒歩15分
■ バス 鶴川駅より(小田急バスまたは神奈川中央交通)
・5番のりば26系統バスにて
「平和台入口(旧白洲邸 武相荘)」下車、徒歩5分
・3番のりば13系統バスにて
「平和台入口(旧白洲邸 武相荘)」下車、徒歩5分
・3番のりば11系統バスにて
「鶴川一丁目」下車、徒歩5分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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