文学散歩も四季の花も楽しめる

明治・大正時代の作家、徳富蘆花は武蔵野の自然をこよなく愛していました。
その夫のためにと、蘆花が後半生を過ごした住まいと庭などを愛子夫人が東京都に寄付して作られたのが、蘆花恒春園(芦花公園)です。
当時の武蔵野の面影を色濃く残すエリアには、蘆花の原稿や手紙、農工具などの遺品を収蔵した蘆花記念館があり、遺品の一部は一般公開されています。
蘆花恒春園のもう一つの見所は、花の丘エリアです。
その名の通り、長野県高遠町から贈られた高遠小彼岸桜をはじめ、藤棚、萩のトンネルなど、四季折々の花を楽しめます。
蘆花恒春園は文学散歩も、武蔵野の原風景も、四季の花も楽しめる、ちょっと贅沢な公園なのです。
蘆花恒春園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index007.html
世田谷区粕谷1-20-1 TEL. 03-3302-5016(蘆花恒春園サービスセンター) 【開園時間】常時開園
※恒春園区域は9:00~16:30、徳冨蘆花旧宅および蘆花記念館は16:00まで
【休園日】
なし
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