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都会から離れてマイナスイオンを感じよう!山北町「洒水の滝」の魅力をお届け

都会から離れてマイナスイオンを感じよう!山北町「洒水の滝」の魅力をお届け

マイナスイオン溢れる「洒水の滝」とは?
小田急線・新松田駅からバスで15分、そしてバス停から歩いて15分ほどでアクセスできる「洒水の滝」。
県内では相模川に次ぐ重要河川である酒匂川と、その支流にかかっているのが足柄上郡・山北町にあるこの滝です。「日本の滝百選」や「全国名水百選」「かながわの景勝50選」といった数々の賞にも選ばれており、一の滝は69メートル、二の滝が16メートル、三の滝では29メートルの高さから水が落下する迫力を感じられます。
また、滝周辺は地元住民の方々によって定期的な清掃が行われており、水質や水量も良好な状態が保たれています。

名僧文覚上人が安置した「滝不動」も!

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「洒水(しゃすい)の滝」の名前の由来となった、洒水とは密教用語で清浄を念じてそそぐ香水(こうずい)のことです。近世後期の相模国についての最も基本的な史料である「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」とも記されており、古くから相模の国第一の滝として鎮座しています。

ちなみに、洒水の滝の近くには平安時代から鎌倉時代初期の真言宗の名僧・文覚上人が荒修行を行った地「不動の滝」もあります。文覚は若き頃、架裟御前と恋に落ち、その夫である源渡を殺そうと試みますが、最後は身代わりになった架裟を殺めてしまいます。自身の罪の深さを懺悔し出家した文覚が、13年間にわたり全国各地の山岳で滝に打たれる荒行を積んだ、そのうちのひとつが不動の滝とされているそうです。

付近では他の滝も見られるそう!

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山北町は、洒水の滝の他にも自然豊かな観光スポットが数多く存在しています。
先ほどご紹介した「不動の滝」は新松田駅からバスで50分、徒歩40分の場所にあり、緑に囲まれた静かな美景スポットです。合流地点は2段の滝になっており、落差は10m、マイナスイオンをたっぷりと浴びられる癒しの空間が広がっています。
また、洒水の滝と近くにある河村城祉歴史公園を結ぶ「河村城址と洒水の滝へのみち」は、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれたおすすめのルート。河村城祉歴史公園は戦国時代の山城で、県内最大級の障子堀がある貴重な公園です。そこから日向(ひなた)へ下り、滝沢川沿いの杉林を抜けると約30分で洒水の滝に辿り着けます。向かうまでの道も自然たっぷりなので、ぜひ休日のリフレッシュにお出かけしてみてくださいね。

暑い夏が終わり、屋外へ出かけるのに最適な季節がやってきました。今回ご紹介した洒水の滝は緑に囲まれた静かな場所で、マイナスイオンを浴びることができます。ちょっと気分転換したいとき、自然の中をハイキングしたいときにはピッタリの場所です。自然の中でエネルギーをチャージして、身も心もリフレッシュしましょう。


楓さん(303)の記事

洒水の滝

https://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=18

神奈川県足柄上郡山北町平山
0465-75-2717

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