秋色に染まる公園の紅葉を楽しもう!「町田薬師池公園 四季彩の社」
小田急線 町田駅・鶴川駅からバスで15分。「薬師池」バス停下車にある「町田薬師池公園」。
秋の時期は、モミジやイチョウが競うように色づき、水面に映る“逆さ紅葉”が訪れる人々を魅了します。
秋の紅葉:赤・橙・黄のグラデーションが園内を彩る
例年、11月中旬から12月初旬が見頃で、園内全体が赤・橙・黄のグラデーションに包まれます。とくに朝靄の残る時間帯は、淡い光が木々の間から差し込み、池面が金色に輝く幻想的な風景を見せてくれます。

例年11月中旬から11月末頃には紅葉ライトアップが開催。池の周りのカエデ類や薬師堂の大イチョウなどがライトアップされます。
水面に浮かぶ灯りが風で揺れ、木々の影が波紋のように広がるその光景はまさに“秋の夜の夢”。写真愛好家だけでなく家族連れやカップルにも人気です。
また、紅葉だけでなく、園内にはイチョウ並木など、歩くだけで秋を全身で感じられるスポットが点在しています。

春の花:梅・桜で迎える新たな季節
春先には、園内に梅や桜、椿などが咲き誇ります。梅は2月頃から香りを漂わせ、桜は3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。
しだれ桜がタイコ橋越しに揺れる風景は、まるで絵画のようで、訪れる人々の心を和ませてくれます。また、梅園では白や紅の花が並び、見上げると青空とのコントラストが実に見事です。
初夏の彩り:花しょうぶ・あじさい・大賀ハス
5月下旬から6月にかけては花しょうぶ、6月中旬から7月初旬にかけてはあじさい、そして7~8月には大賀ハスが池面に大きな花を咲かせます。
しょうぶ園一面に広がる紫や白の花々は、初夏の風に揺れてまるで絵画のようです。
梅雨の時期にはあじさいが園内の道沿いを彩り、雨に濡れた花弁がしっとりと輝きます。
大賀ハスの開花は早朝限定で、朝日を浴びた花びらが開いていく瞬間は息をのむ美しさです。カメラ愛好家の間でも人気が高く、毎年多くの人が夜明け前から訪れます。

秋の花:彼岸花から始まる色の移ろい
紅葉の前段階として、9月中旬~下旬にかけては彼岸花も見頃を迎えます。参道の石段沿いや池周辺に朱色の花が列を成して咲く風景は、秋の訪れを静かに告げてくれます。
特に朝の光を受けた彼岸花は鮮烈で、背景の緑と赤のコントラストが見事。季節が進むにつれ、少しずつ紅葉へとバトンが渡され、色彩が深まっていく様子が楽しめます。

紅葉だけでなく、春・初夏・秋のそれぞれの季節に主役となる花があるこの公園。四季折々の彩りをぜひ散策ルートに取り入れてみてください。
朝の光は柔らかく、花々や水面を最も美しく照らしてくれます。午後は光の角度が変わり、木漏れ日の写真を撮るには最適です。
池に映る紅葉、水面にゆれるハス、花しょうぶの群れ、梅や桜の優しい景色。町田薬師池公園 四季彩の杜は、まさに「四季を五感で味わう場所」です。
町田薬師池公園に季節ごとの彩りを感じに訪れてみてはいかがでしょうか?
薬師池公園 四季彩の社
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/park/shisetu/shikisai_no_mori/park01.html
町田市野津田町3270番地 042-724-4399(町田市公園緑地課) 開園時間:開園時間:午前6時から午後6時まで(6月から8月までは午前6時から午後7時まで)休園日:年中無休
アクセス:町田駅・鶴川駅からバスで約15分。「薬師池」バス停下車すぐ。
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