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将軍様も訪れたもうひとつの白旗神社と藤沢御殿

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白旗神社と言っても鎌倉の鶴岡八幡宮にある白旗神社が有名であるとともに、鎌倉市内には他の白旗神社がある。令和の時代から見ると周辺は道路や住宅地に囲まれていて、歴史の事に興味がある人でなければあまり由緒深き場所には映らない。
1590年と言えば関東一円に領国を広げた北条氏(一説によれば伊勢氏が勝手に崇拝して止まない鎌倉幕府を治めた“北条“を名乗った)が豊臣秀吉の小田原城攻めによって滅ぼされた年。その頃に「藤沢御殿」が現在の白旗神社の南に建設されたとされる。
とある文献に1600年に徳川家康様が御殿に泊まられたとあり、秀忠様、家光様も御殿に参られた記録がある。相模の国に徳川の威光を示すものであった様だ。後に江戸城が完成して存在価値が損なわれていた江戸時代に、火事が原因で消失し再建はされなかったようだ。
現在もほぼ跡形もない状態であるが、とても深い由緒に繋がる現在の藤沢市であった。
主祭神は主に寒川比古命、源義経公。

相州藤沢 白旗神社

藤沢市藤沢2丁目4-7

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