谷戸に輝く宗賢院の銀杏
幹線道路からほんの数十メートル入っただけですが、宗賢院は谷戸に囲まれているおかげで、非常に静かな境内です。
こちらの寺門の奥に銀杏の大木があり、谷戸の影に位置するために黄葉の時期はほのあかりに包まれたかのようにうかびあがり、大変趣があります。
永正2年(1505)、虚堂玄白大和和尚により開創された曹洞宗寺院で、近隣の17末寺を治めた地方本地だった歴史ある寺院です。
大庭景親のかつての所領である大庭にあるため、宗賢院には「大庭景親が所蔵した」とも言われる茶釜が伝わっています。
藤沢の谷戸風情を味わいながら、黄色の輝きに包まれてみてはいかがでしょう。
本堂隣の龍骨堂は、その昔周辺の村が干ばつになった時、雨乞いの儀式で祀ると必ず霊験があったといわれる龍骨が祀られています。
湿り気のある土地柄ゆえの風情が広がります
宗賢院
藤沢市大庭819 0466-36-3628この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。






