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子猿を肩に乗せた不思議なお地蔵さん

子猿を肩に乗せた不思議なお地蔵さん

秦野市郊外の住宅地の路傍に不思議な地蔵像が祀られています。
台座を含めて人の背丈ほどの大きさで右手に錫杖を持った立ち姿。
不思議なのは右肩に動物を乗せている格好です。
動物は足はしゃがみ両手を口にあてています。
「言わ猿」または両手を合わせて拝んでいるように見えます。
どうしても人の子には見えず子猿のようです。
「三猿」(見ざる言わざる聞かざる)を台座などに彫る地蔵像はありますが猿1匹だけを肩に乗せているのは珍しい。
台座には江戸中期の年号(明和元甲申)(=1764年=275年前)と刻まれています。
童謡「見てござる」?

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