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世田谷の神社8選!初詣やパワースポット巡りにオススメ♪

世田谷の神社8選!初詣やパワースポット巡りにオススメ♪

初詣や七五三、人生に関する大事なお祈りなど、さまざまな目的で神社を訪れる方は多いはず。
神社によってその地に根付く歴史や、受け取れるご利益が違うところが神社参拝の醍醐味の一つですよね。

小田急沿線の世田谷エリアにも、さまざまなご利益が受け取れる由緒のある神社が多くあります。
今回は世田谷周辺の神社の中でも、地元民もよく訪れる人気スポットを厳選してお伝えします!

こちらをご参考に、ぜひ気になる神社を見つけてくださいね♪

①【豪徳寺】勝負事の前のお参りで勝運を呼び込もう!(世田谷八幡宮)


世田谷八幡宮

勝運と開運のご利益がある「世田谷八幡宮」。
その由来は平安時代まで遡ります。
強く八幡大神を信仰していた源義家は、ある日に戦の帰路で豪雨にあい、世田谷に十日ほど滞在することになります。
その折に「世田谷に立ち寄ること」や「戦の勝利」は加護のおかげだと思い至ったそうです。
その結果、宇佐八幡宮の御分霊をこちらへ招き、作られたのが「世田谷八幡宮」です。
その際に奉納相撲を行ったことから、ここは「相撲の名所」とされており、江戸時代には「江戸三大相撲」と称されていました。
秋季大祭では、奉納相撲が今でも神事として行われています。
奉納相撲以外にも「春季大祭」や「招魂社祭(みたま祭り)」に「七五三詣」など、さまざまな祭事・神事を行われているため、勝負事の祈願はもちろん、祭事や神事に参加するのもおすすめです。

勝負事の祈願にはここを訪れたい!と思った方は、勝運の神様を祀る由緒正しき神社「世田谷八幡宮」こちらもご覧ください。

「世田谷八幡宮」情報
【公式HP】公式サイト公式Twitter
【住所】世田谷区宮坂1丁目26-3
【アクセス】豪徳寺駅下車、世田谷線山下駅→宮の坂駅下車
【電話番号】03-3429-1732
【定休日】なし
※コロナの影響により営業時間が変更している可能性があります。公式ページをご確認ください。


②【世田谷代田】副猫のふくちゃんが福を招いてくれる神社!(代田八幡神社)


代田八幡神社

天正十九年(1591)に創建したとされている「代田八幡神社」は、代田地区の鎮守として、厚く信仰されている神社です。
御祭神には品陀和氣命、誉田別命を祀っており「出世開運」「武運長久」などの御利益があるとされています。
ちなみに、世田谷区無形民俗文化財に指定されている「代田の餅つき」はこちらで毎月1日第3日曜日に行われていますよ。
この神社は珍しい子持ちの狛犬や、2本の御神木(銀杏)などが特徴的ですが、特に注目したいのは社務所にて購入できる「代田のふくねこ・ふくちゃん」です。
中に入っている紙に願い事を書き、ふくちゃんの首にある水引に結ぶか挟むことで、ふくちゃんが願い事の入った袋を大きく育ててくれる、とのこと。
現在は御朱印帳にも、ふくちゃんの印を押してもらえますよ。

代田限定の「ふくちゃん」が気になる方は、伝説とふくちゃんこちらもご覧ください。

「代田八幡神社」情報
【公式HP】なし
【住所】世田谷区代田3丁目57−1
【アクセス】世田谷代田駅から徒歩5分
【電話番号】03-3414-5180
【定休日】なし
※コロナの影響により営業時間が変更している可能性があります。


③【千歳船橋】迫力のある大太鼓の例大祭!(稲荷森稲荷神社)


例大祭に使われる大太鼓

「稲荷森稲荷神社(とうかもりいなりじんじゃ)」は、「宇迦之御魂神」という神様を祀っており、家内安全や交通安全、健康安穏、心身健康などさまざまなご利益があります。
稲荷森稲荷神社草創の記録が残っていないため、いつこの神社ができたのかは不明です。
しかし以前は「菅刈社」と呼ばれており、当時の地名が「菅刈庄」であったことから、はるか昔からこの場所にあると考えられています。
今でもさまざまな祭事を行っていますが、特に毎年10月第2土曜と日曜に開催されている「秋の例大祭」では、奉納演芸や餅つきなどを行っています。
また、例大祭では神社から直径約2m・重量2tという「あ・ん太鼓」とお神輿が街中を巡るのも特徴です。
迫力満点の姿は、見ているこちらも元気がもらえますよ。

迫力満点の大太鼓が魅力的な「例大祭」を見てみたい!と思った方は、大太鼓が街を練り歩きます!こちらもご覧ください。

「稲荷森稲荷神社」情報
【公式HP】公式サイト
【住所】世田谷区桜丘2-29-3
【アクセス】千歳船橋駅より徒歩3分
【電話番号】03-3428-3838
【定休日】なし
※コロナの影響により営業時間が変更している可能性があります。公式ページをご確認ください。


④【喜多見】千年以上の歴史ある鎮守!祭の里神楽も必見!(喜多見 氷川神社)


喜多見氷川神社の里神楽

天平12年(740)の創建と伝えられているこの神社では「須佐之男命」という神様を祀っています。
主なご利益は、水難・火難除去、病難除去、五穀豊穣、文学・学問上達、縁結びといったもの。
また、境内社には「七つ宮」をはじめ、世田谷区有形文化財に指定されている「二の鳥居」や付近から出土した「立石大神」などもあります。
この神社でも、季節ごとに「祈年祭」や「新嘗祭」といったさまざまな祭事が行われています。
特に、毎年10月に開催されている「大祭」では、貴重な「里神楽」や「奉納はやし」「みこし巡幸」が魅力的です。2022年の大祭は中止となってしまいましたが、来年以降の開催の準備として一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、御朱印と一緒に「梅干し」がもらえます。
境内にある梅林で採れた梅実を塩梅漬にし、夏の土用に天日干しした梅干しで、御神前にお供えしたものなのだそうです。

千年以上の歴史をもつ「喜多見 氷川神社」が気になった方は、喜多見の鎮守様、氷川神社でのお正月こちらもご覧ください。

「喜多見 氷川神社」情報
【公式HP】公式サイト
【住所】世田谷区 喜多見4丁目26-1
【アクセス】狛江駅南口より狛江苑バス停下車、徒歩約5分
【電話番号】03-3416-1240
【定休日】なし
※コロナの影響により営業時間が変更している可能性があります。公式ページをご確認ください。


⑤【狛江】駅前とは思えないほど閑静で緑豊かな神社!(雲松山泉龍寺)


雲松山泉龍寺

駅から徒歩1分の場所にある森。
それを左に突き当たりに行くと見える、珍しい二層式鐘楼があるのは「泉龍寺」です。
奈良東大寺の開山として名高く、伊勢原の雨降山大山寺をも開いた「良弁(ろうべん)僧正」が天平神護元年(765年)この地にやってきて雨乞いをし、法相宗・華厳宗兼帯の寺を創建したのが「泉龍寺」のはじめとされています。
その証拠として今でも残っているのは、良弁僧正の雨乞いで湧き出たとされる「弁財天池」です。
昭和初年頃までは大干魃の夏は旧和泉村の人々がこの泉池に入って雨乞いをすると、必ず霊験(神仏からのご利益)がありました。
その後は枯渇したり湧き出たりを繰り返し、ついに昭和47年(1972年)11月、湧き水が途絶えます。
しかし、翌年の3月には「狛江市史跡第一号」に指定され、復元工事が行われました。
そして平成18年12月4日に深井戸掘削工事が完成、今に至ります。
はるか昔からこの地を見守ってきた「弁財天池」とその周囲に残る自然は、今でも私たちを優しく包み込んでくれます。

緑あふれる「泉龍寺」に興味を持った方は、緑に囲まれている「泉龍寺」こちらもご覧ください。

「泉龍寺」情報
【公式HP】公式サイト
【住所】狛江市元和泉1-6-1
【アクセス】「狛江駅」北口より徒歩1分
【電話番号】03-3489-6778
【定休日】なし
※コロナの影響により営業時間が変更している可能性があります。公式ページをご確認ください。


⑥【祖師ヶ谷大蔵】江戸時代から続く、歴史ある神社の花手水(砧三峯神社)

パワースポットとしても知られる鳥居

祖師ヶ谷大蔵から少し歩いた住宅街の中にある「砧三峰神社」は、江戸時代に埼玉県の三峰山より分祀された神社で、夫婦和合、五穀豊穣、家内安全、諸難除けなどのご利益があり、参拝には多くの方が訪れます。

平成29年に拝殿の修復工事が終わり、日頃からの地元町会の方々の手入れが行き届いてとても綺麗な神社で、七五三やお正月にはたくさんの地元の方が集まる神社です。
毎年10月には例大祭も開かれ、御神輿や太鼓、お囃子が周辺を練り歩きます。
さらに出店や演芸大会も行われていて、地元の方からとても愛されるイベントとなっています。

砧三峰神社のお守りは木製で、貴重な台湾檜を加工して作られたものです。
八角形をしていて、使われている台湾檜は改修前の拝殿で使われていたものであり、どこかパワーを感じることができるものとなっています。

そんな歴史のある砧三峰神社で見ることができるのが、花手水です。
花手水とは、神社の手水舎の中に色鮮やかなお花を浮かべることで、コロナウィルスの感染拡大が原因で、使えなくなった手水舎をお花で飾り始めたことをきっかけとして広まりました。

入口では狛犬ではなく2匹の狼が迎え入れてくれます。
ぜひ、地域のパワースポットと知られる砧三峰神社に訪れてみてはいかがでしょうか。

地元住民の方のリポート記事は砧三峯神社の花手水が美しいですをチェック!

「砧三峯神社」情報
【公式HP】公式サイト
【住所】世田谷区砧4-6-1
【アクセス】小田急線「祖師ヶ谷大蔵駅」より徒歩8分
【電話番号】070-1300-3230
【定休日】なし


⑦【豪徳寺】たくさんの招き猫に囲まれる、歴史の深い神社(豪徳寺)

出迎えてくれるたくさんの招き猫

「豪徳寺」は、世田谷区にある曹洞宗の寺院で、江戸時代の大名墓所の形態をよく保存していて、周辺では最大規模の国指定史跡です。
世田谷区でありながらも緑豊かな場所にあり、心やすらぐ静寂な時間が流れています。

その歴史は、世田谷が1633年に彦根藩の所領地となり、1480年に建立された「弘徳院」を彦根藩主の井伊家が「江戸菩提寺」と名付けたところから始まります。
その後、1659年に2代目藩主井伊直孝の法号にちなみ「豪徳寺」と改称され、大名家墓所にふさわしい伽藍を整えて現在に至ります。
井伊家の墓所は2008年に国史跡に認定され、幕末の大老井伊直弼もここ豪徳寺に眠っています。

歴史的な建造物だけではなく、自然も豊かな豪徳寺では四季折々の草木があり、訪れる季節によってさまざまな風景を見ることができます。
春には桜、梅、夏には百合、花菖蒲、紫陽花、秋には紅葉、そして冬には降り積もる雪と寺社のコラボレーションを楽しめます。

そんな豪徳寺ですが、実は招き猫発祥の地と言われるほど招き猫が有名です。
豪徳寺の招き猫は、小判を持っていないところが特徴です。
かつてお殿様を豪徳寺へと招き、和尚との「縁」を作った逸話が残っています。
その逸話から「招福猫児」と呼ばれ、人々に「縁」もたらしてくれる存在としてたくさんの招き猫がお祀りされています。

歴史的価値の高い建造物から、たくさんの可愛い招き猫まで、豪徳寺で落ち着いた時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

地元住民の方のリポート記事はたくさんの招き猫に会ってきました!をチェック!

「豪徳寺」情報
【公式HP】公式サイト
【住所】東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
【アクセス】小田急線「豪徳寺駅」より徒歩15分
【電話番号】03-3426-1437
【営業時間】6:00~17:00
【定休日】なし


⑧【梅ヶ丘】幕末を駆け抜けた思想家、吉田松陰を祀る神社(松陰神社)

吉田松陰の銅像

世田谷区にある「松陰神社」は、明治15年11月21日に創建された、その名の通り幕末の思想家であった吉田松陰を祀る神社です。


吉田松陰は、1830年8月4日に長州藩、杉百合之助常道の次男として生まれ、貧しい家で育ちました。
幼い頃には「論語」や「孟子」をはじめとした中国古典を学び、1850年には九州へと遊学、その翌年には江戸に留学し、佐久間象山に師事しました。
その後も遊学や留学を繰り返し、また、幾度もの投獄を経て、安政2年に「村下村塾」という名の塾を開きました。
わずか2年の間の開塾でしたが、伊藤博文や山縣有朋などの明治維新の重要人物を数多く輩出しました。
そんな閉塾の理由にもなった安政の大獄を経て、吉田松陰は30歳という若さでこの世を去りました。

その4年後、高杉晋作、伊藤博文らによって世田谷若林に埋葬され、明治15年に吉田松陰門下生たちにより現在の松陰神社が建立されました。
現在の松陰神社境内には、松陰をはじめ烈士の方の墓碑や松蔭の銅像、村下村塾を再現した建物などもあります。

その勤勉さから、学力向上や合格祈願などのご利益があるとされていて、平日休日問わず多くの人が参拝へと訪れています。

日本の歴史を作った一人の思想家の歴史に触れ、思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

地元住民の方によるリポート記事は今年、大注目の吉田松陰を祀った神社「松陰神社」をチェック!

「松陰神社」お店情報
【公式HP】公式サイト公式Instagram
【住所】東京都世田谷区若林4-35-1
【アクセス】小田急線「梅ヶ丘駅」より徒歩20分
【電話番号】03-3421-4834
【営業時間】7:00~17:00
【定休日】なし


まとめ


地元民にも愛される、世田谷エリアにある神社を8つご紹介しました。
どの神社も古くからこの場所にあり、私たちを見守ってくれているんですね。
祈願したい物事がある時はもちろん、お正月やお祭りの日などは、日頃の感謝も込めてお参りに行くことをおすすめします。
「小田急のくらし」では、今回ご紹介したスポット以外にもたくさんのお出かけ・グルメスポットを、住民の声をもとに発信しています!
ぜひ今度のお出かけの行き先に迷っていたら、▶世田谷エリアの記事を探す
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